田尻先生
お悩み相談室田尻先生に相談
[授業に関すること]
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Q.41 この春初めて進学校の高校一年生を受け持ちますが、リーディングの授業について悩んでいます。リーディングの授業は3人の先生で担当しています。さらに本校では毎月テストがあります。授業では、授業プリントを予習なしで使用しています。春休み課題として中学から高校の橋渡し的教材を課したものの、授業では扱わず、いきなり高校のテキストに突入…という状態です。しかし、生徒の多くは英語が苦手で、さらに嫌いオーラを隠しもせずモチベーションが低い状態です。ほかの先生と比べて少し進度が落ちることを覚悟で英語の魅力を語ったり、発音指導を行ったりしてみても、自身の力不足のせいでモチベーションは上がらぬままのようです。
結局、月一のテスト範囲に追われ焦る…何もかも中途半端という感じで身動きが取れない状況になりつつあります。授業プリントの内容に関する質問も、文法事項もすべて後回しにして、いっそのこと音読指導や発音から入り、まずは体を動かせようか…と考えもしますが、テストのことが気になり踏み切れません。どうすればよいか、何かよいアドバイスをよろしくお願いいたします。
Q.42 高校で教えています。音読・暗唱を軸とした授業を行っていますが、田尻先生の『生徒の活動を評価する』という文を読み、何とか自分の授業に取り入れたいと願って模索しています。先生のご著書によると、先生は授業の冒頭で、本時の課題を説明し、あとは生徒が自発的に動いていくと書いておられますが、1時間の先生と生徒の動きが私にイメージできずに困っています。
例えば、先生が一人ひとりの生徒とインタビューをしている間、ほかの生徒は、具体的にどのような自学をしているのでしょうか?遊んでしまう生徒は出てこないでしょうか?仮にその間、音読させるとしても、生徒が何種類もの音読を1人で自主的にやれるのか、自信がありません。
そこで勝手を言って本当に恐縮ですが、かつての中学校、もしくは現在の大学での授業の進行方法を具体的にお教え頂ければ幸いです。50分、40名というクラスの中で、先生の言われておられる理想の授業像に少しでも近づきたいと心から思っている者の1人として是非ともお願い申し上げます。
Q.43 英語の品詞について、中学1年生から指導しています。英文は単語のつながりで成り立つことや、単語がさまざまなグループに属していることを、英語を学ぶ早い段階で身につけさせることで、文法理解に役立てたいという考えです。騎士やドラゴンが出てくる英文で指導していたのですが、同僚の先生からそのやり方は難しいのではないかと言われました。品詞はどの段階で指導するのが適切でしょうか?
Q.44 現在、高校三年生の授業を受け持っています。私は、この学年で初めて卒業生を送り出すことになるのですが、高校生活最後の英語の授業をどうしようか悩んでいます。何か彼らの今後の人生の指針となり励みになるような詩か歌を紹介しようといくつか考えていますが、初めての卒業学年ということで思い入れもあり、なかなか決まりません。田尻先生の研修会で、「砂の上の足跡」という文章を拝見させていただいたことがあるのですが、田尻先生は毎回最後の授業で、この文章を紹介されていたのでしょうか。田尻先生の中3最後の授業のことやアドバイスを聞かせていただきたく、質問させていただきました。よろしくお願い致します。
Q.45 中学校では新しい教科書になり、多くの学校でデジタル教科書が導入されています。昨年度まで使っていた、フラッシュカード、ピクチャーカード、CDは使わなくなりました。しかし、まだまだデジタル教科書の機能、画面の文字の大きさ等、改善点も多いように感じています。また、板書についても、画面に出すことによって黒板を使うことは、ほとんどなくなってきました。ICTを利用した授業が、これからも、研究されてくると思いますが、便利になる一方で、情報量も過多になり、使い方を一歩誤ると、生徒たちの英語力向上には、つながらないようにも感じています。また、デジタル教科書の導入によって、ALTの存在意義についても、再考しなければなりません。週4時間になり、生徒達が授業で英語と接する時間が増えたことは、よいのですが、このデジタル教科書、ALTをも含めた授業プランを考える場合、どのようなことに配慮しなければならないか?考えをお聞かせください。
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