田尻先生
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[生徒指導に関すること]
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Q.11 学力の幅の広い高校で教えています。国公立大学に進学する子もいれば、専門学校に行く子も多くいる学校です。生徒たちには、思考力、判断力、表現力をつけてやりたいと思い、様々な活動を取り入れ、できるだけ英語で授業をしています。しかし、英語を苦手とする子、活動を嫌う理系男子、ちょっと冷めた性格の女子など、その授業法に乗ってこない子もおり、実際、授業アンケートでも、昔ながらの指導法に徹していて、厳しく指導する先生の方が生徒の評価が高いときもあります。評価の高い先生は5時過ぎに帰宅するのに、様々なセミナーなどに出かけ、授業案づくりにも時間をかけるなど、時間とお金をつぎ込んでいる私はこの評価なのかと、自分がばからしく感じることもあります。それでも、後戻りするつもりはありません。コミュニケーション活動を成立させるには、まず、生徒が私を信頼していないとダメでしょうし、なかなか振り向いてくれない子にも、あきらめずに話しかけています。あまり進展はないのですが……。ちなみに生徒のアンケートでは、「授業はまあまあわかりやすく、熱意は高いが、規律正しい授業にはなっていない」という結果によくなります。数々のコミュニケーション活動を、「規律正しくない」と感じる生徒が多く、結果、はっぱをかけられないと勉強しない子はあまり勉強しなくなっています。私はあまり怒らずにほめてばかりなので、生徒は内心私をなめているのだと思います。しかし、しかりつけてパワーで指導し、生徒の教祖のような存在になるのは、私には絶対に無理だと思います。エンターテイナー的要素は少しはあります。このような人格の私が、生徒をもっと授業に引き込むためには、どうすればよいでしょうか? コミュニケーション活動と規律の両立で悩む教師は多いのではないかと思いますので、ぜひともご回答をよろしくお願いします。
Q.12 同僚との指導、評価の共有について
いつも参考にさせていただいております。現在、高等学校で教員をしております。田尻先生のティーチャー制度や教え合い学習、インタビューテストに大変感銘を受けまして、自身の英語表現の授業にぜひ導入したいと考えております。もし、インタビューテストの結果を評価に反映させることができれば、より生徒の心に火をつけることができるのではないかと考えているのですが、同じ学年を持つ同僚の先生に、インタビューテストに理解を示してもらえないのが現状です(私の説明力の無さも原因かもしれまんが…)。私と同僚のクラスの両方でインタビューテストを実施できない場合、インタビューテストの結果を評価に入れるのは難しいのかなと悩んでおります。田尻先生は1つの学年を複数の教員で持つ場合、どのように同僚の理解を得ておられましたか?また、同僚と共通理解を持っておかなければいけない部分はどこだと考えておられますか?
Q.13 中学一年生への指導で配慮したいこと
最近中学一年生の際の指導が非常に大事なのだろうなと感じます。中学一年生の際に留意したい、または大切にしたい事項とは何が挙げられるでしょうか。

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