Talk and Talk Book 2にある活動で、Which is more important, money or a dream?という質問に英語で答えるというものです。

　まず、どちらかを選ばせ、答を書いた後でもう数文つけ加えさせます。それを教師が添削し、正しくした文を暗記させます。その後で、今度は最初に選ばなかった方について、そっちのほうがより好きだと仮定し、理由や支持文をつけさせていきます。これも教師が添削して、生徒に暗記させます。

次に生徒をペアにし、じゃんけんさせます。勝った方がmoney、負けた方がa dreamを支持し、どちらがより多くの文を言えるかを競います。好みにディベートが終わったら、相手が言った文を確認します。そして、いい文は写させてもらいます。

翌日は相手を変えて行い、また事後に相手の文をもらいます。この方法で何日も繰り返すと、生徒は友だちからゲットした文を自分の文の中にうまく入れていくようになります。最後に自分の本当の意見を書き、それを何度も音読したのち、ALTとディベートしていくという活動です。

比較級を学習する際は、famous, popularなどの客観的な形容詞はドリルで用い、ディスカッションやディベートでは、important, interesting, difficult, exciting, annoying, usefulなどの主観的な形容詞を用いると、生徒はcontroversialな活動を楽しみますし、論理的な思考力を育んでいきます。