まず、ALTに頼んで、ALTの出身中学校の紹介文を書いてもらいます。次に、それにならって自分の学校の紹介文を書いていく活動です。『Talk and Talk Book 2』を使用すると、以下の項目について英文を書くことになります。
@学期について(それぞれの学期が何月から何月までか)
A通学方法について
B掃除について
C昼食について
D制服について
E放課後の活動について
例えば@では、"School starts in September in America, Canada, and other countries." というモデル文にならって、"School starts in April in Japan." と書きます。
Aでは、"They usually go to school by school bus, car or bike." という文と対比して、"We usually walk to school." とか、"We usually go to school by bike or on foot." などと書きます。
1文ずつ対比して書いた後は、各項目ごとにもう1文ずつ加えていきます。例えば@では、ある生徒が、"School starts in April in Japan. We can enjoy beautiful cherry blossoms through the classroom window." と書きました。さらに慣れてきたら、3文、4文と増やしていきます。その中で生徒は、have to, don’t have to, must, mustn’t, want to, don’t want to などを頻繁に使います。
@〜E以外では、授業の長さ、休憩時間の長さ、教科、各学期の行事などについて書かせてもよいでしょう。また、部活動ではセレクションがあり、必ずしも全員が入れるとは限らないことなども伝えると、生徒からは驚きの声が上がります。海外の生徒の学校生活を知り、日本の学校生活を紹介したいという気持ちにさせることは、とても大切なことです。
そして、新しいALTが来たときにその学校のSchool Systemsを紹介すると、ALTがとても喜びます。清書したものをカラーコピーし、ALTが来日する前に郵送してあげるとさらによいでしょう。
|